新しい視点でこの世とあの世を語る
What is the Sigan/Higan　 Enpuku Temple

此岸(しがん)と彼岸(彼岸)
最近、量子力学をもとにしたこの世の説明を目にするようになりました。これは、面白い視点ですが、量子力学は、現在場の量子論に発展しており、そちらの最新情報を考慮すると面白いと思います。
場の量子論によれば、物質とエネルギーは同等であり、自由に変換可能であります。つまり、例えば電子は増えたり、消えたりすると言うことです。
これは、般若心経にある、色不異空、空不異色、色即是空、空即是色と同じことを説明しているように感じられます。
そして、物質なりエネルギーはその状態を変え、限りなく移り変わっていき、なくなることもなく、川の流れのように流れ続けていることになります。
面白いものです、科学が進むと宗教と内容が近づいているように思われます。

延命十句観音経（えんめいじっくかんのんぎょう）
Enmei-Jikku-Kan-non-Gyo

観世音  南無仏 
与仏有因  与仏有縁 
仏法僧縁  常楽我常
朝念観世音 　暮念観世音
念念従心起 　念念不離心

観世音(かんぜおん)。南無仏(なむぶつ)。　
Kanze-On Nabutsu
（観世音菩薩に帰依します）
与仏有因(よぶつういん)。与仏有縁(よぶつうえん)。　
Yobutsu-In Yobutsu-En
（我々にも仏と同じ因果の法則があり、また縁でつながっています）
仏法相縁(ぶっぽうそうえん)。常楽我浄(じょうらくがじょう)。　
Boppo-Soen Joraku-Gajoh
（仏と法の縁によって、私たちは常に心を清らかにし、楽しく過ごせます）
朝念観世音(ちょうねんかんぜおん)。暮念観世音(ぼねんかんぜおん)。　
Chonen-Kanze-On Bonen-Kanze-On
（朝にも夕べにも観世音菩薩を念じます）
念念従心起(ねんねんじゅうしき)。念念不離心(ねんねんふりしん)。　
Nen-Nen-Jushiki Nen-Nen-Burishin
（この念は仏心から起こり、また心を離れません）